・大和野菜は2005年に文化財的な位置づけで取り組み始め、大和野菜の指定もスタートした。それまでの奈良県農業は、農家がよいもの・おいしいものを作るという状況だったのが、マーケットを考え、地域の活性化をはかる農業へと、発想の転換をはかったもの。大和野菜は農だけでなく、奈良ならではの食の提供、観光面にも寄与するというミッションをもっている。
・戦前から栽培されて、奈良の食の歴史を受け継いでいる特徴的な伝統野菜が17品目、戦前からとは証明できないものの、独自のこだわりがある「こだわり野菜」が5品目。
・京野菜にはかなり遅れをとっているが、奈良の知名度や歴史はかけがえのないもの。生産・流通・販促それぞれに戦略を立て、生産者を支援し、まずは飲食店をターゲットにシェフの食材ツアーなどのイベントを催したり、東京での販促PRにも力を入れる。


A「大和まなと小松菜、しんとり菜とべか菜の2つのグループに分けられ、前者は色が濃く、においにもクセがなく、シャキシャキ感と弾力感があった。さっと火を通す程度で食べたい。後者は色が淡く、シャキシャキ感はあるが、香りが前者とは明らかに違う。しんとり菜のほうが甘さがあり、べか菜はあっさり。煮びたしなどの調理に向きそう」
B「大和まなと小松菜はうま味があり、塩気くらいで、野菜だけで味がある。しんとり菜とべか菜は強めの調味料を加えないと味が引き立たない感じ。しんとり菜はチンゲンサイのようで、べか菜は繊維が立ってエグミも感じた」
C「大和まなとしんとり菜は茎がやわらかく、あっさりして、煮びたしが合う。しんとり菜のほうがやや苦みを感じた。小松菜とべか菜はシャキシャキ感があり、やや筋っぽい。しっかりかんで味が出る」