
現・さいたま市岩槻区、慈恩寺村小溝産の葉ねぎ。加賀系で1株が10~15本になる分けつ性でブルームが出る。
江戸時代の「成形図説(1804年)」で、「東武蔵によいねぎができ、なかでも岩付(岩槻)の産を好品とし…」と高く評価。元荒川沿いの肥沃な沖積土壌を中心に生産され、岩槻から元荒川、古利根川を経て江戸に送られたことから「岩槻ねぎ」と呼ばれた。古典落語の「たらちね」にも登場する。
柔らかい葉は折れやすく積載輸送が難しいことから、「千住系根深ねぎ」の普及ともに市場では扱われなくなった。
現在、岩槻ねぎの味を、地域おこし、観光資源のタネとして、「岩槻ねぎの塩焼きそば」などを開発しPRしている。
10月~3月
青身・白身とも柔らかく甘みが強い。薬味、煮もの、炒めもの、あえものなど。
2012年11月時点の情報です。