
ヒルガオ科サツマイモ属。中央アメリカ原産。15世紀末、スペイン人がヨーロッパに持ち帰り、世界に広めた。
日本には1597年、琉球に伝来。江戸幕府の命により、蘭学者・青木昆陽が栽培に成功、種いもを諸国に配り、広がった。救荒作物として、飢饉や戦中戦後の食料難に役立った。
紅赤は県南部・川越地方産。18世紀半ばに千葉から種いもを導入、栽培に適した土質に定着。当時の中心地、川越に集荷され、各地に「川越いも」として出荷。
明治時代半ばに発見された色鮮やかで食味のよい株が「紅赤」として高値で取引されたが、第二次世界大戦後、収量などの点から減少、「幻のいも」となった。現在は、「さいたま市紅赤研究会」会員を中心に、復活が進んでいる。
きんとんなどの正月料理に欠かせない。高級ブランド野菜「富の川越いも」(商標登録)
2012年11月時点の情報です。