
シダの仲間。国内では北海道から沖縄まで。国外では、朝鮮、中国、ヒマラヤ、東南アジアの一部まで分布。水気の多いところを好み、各地の平地から山地まで、丘陵地帯、谷間、草原などの、渓流のそばや水路の脇、湿原、川岸などに群生。
「亀田ぜんまい織」は、秋田県の旧岩城町亀田(現由利本荘市)にあった特産品。新芽の綿毛は真綿や羽毛と混ぜて糸を紡ぎ、綿糸や絹糸と組んで布を織る。ぜんまい織の布は保温性や防水性に富み、防虫、防カビ効果もある。
現在、ぜんまい織として復元され、亀田だけでなく、東北各地の織物産地でも織られています。
3~5月頃に地表から芽生えた、うずまき状の若芽「栄養葉」を食用にする。
採りたてより、乾燥させて戻して使うことが多い。干すと風味がよく、栄養価も高くなる。綿毛をとり、茹でたぜんまいを天日に干し、手でもむ、干すを繰り返す。もむことで水分が抜け、完全に内部まで干せたものができる。東北地方では救荒食物として古くから重視され、貴重な現金収入源だった。ぜんまいの語源は「銭まい」、若い葉の形が銭を思わせるので「銭巻」などの説がある。
2012年6月時点の情報です。