宇土川ごぼう

詳細

別名・地方名:明治ごんぼう
産地:岡山県
植物分類:キク科ゴボウ属

概要

ユーラシア大陸原産。縄文時代の遺跡から栽培種のごぼうの種子が発掘されている。文献上は、平安時代中期の記録が最古、当時は薬用として使われていたようで、食用になったのは平安時代末期以降。

宇戸川ごぼうは、井原市芳井町宇戸川地区と、隣りの明治地区の特産物。江戸時代から岡山藩主、池田公にも献上されていた。1987年、伝統あるごぼうで農業振興と村おこしをしようと、岡山県井原市芳井町の北部、標高300~400mの山間に「明治ごんぼう村」ふるさと市場ができた。太く、肉質が緻密でやわらかい。甘みが強く、香り、歯切れがよく、アクが少ないのが特徴。

収穫・入手時期

ごぼうには、春まきと秋まきがあり、春まきの収穫は秋から冬、秋まきの収穫は翌年春から初夏。

食べ方

皮の部分に香りやうまみがあるため、皮はタワシなどでこするか、包丁でこそげる程度に。アクが強く、色が褐変するので、切りながら水につける。アクにはポリフェノールが含まれているので、つけすぎない。

食物繊維が多く、大部分が腸内環境を改善する不溶性食物繊維、セルロース、リグニンなどを豊富に含み、整腸を促すことから、便通がよくなるだけでなく、コレステロール、中性脂肪を抑えて動脈硬化を防ぐのに役立つとされる。

きんぴらや煮しめ、天ぷら、サラダや鍋にも。ごぼうを使った羊羹やかりんとうもある。

2012年10月時点の情報です。