・茨城県は、野菜の品目別産出額が白菜やピーマン、れんこん、チンゲンサイ、レタスなど多品目が全国1~2位、東京都中央卸売市場(青果)の販売額も日本一と、堂々たる農業県。果樹や花き類の栽培も盛ん。県としては施設化、大規模化、機械化、装置化など、いかに生産性を上げるか、どうやって売るかに注力している。また、新品目・新品種、差別化商品で需要を喚起し、買ってもらえるモノ作りをめざしている。
・在来品種は農家がわずかに作り続けてきたものがあるが、自家採種では種が混ざり、純系がわからなくなっている傾向がある。かぼちゃは古くから栽培されているものが多種あるものの、純系にするには相当な時間がかかり、難しい。浮島だいこんなどは種屋で原種が確保された。やぐらねぎやささげなど、在来品種は概して減る傾向にあり、地元や近隣で売る程度。今ならまだ残せるのではと思いつつ、県全体の取り組みになっていない。茨城の食文化をしっかり支えながら、ひいては日本の食生活を支える野菜作りをめざしている。

●オーブン焼き ●和風煮
(いずれも茨城産)
在来種「レッドポアロ―」
赤ねぎ「紅っこ」
白ねぎ「冬扇3号」