丹波の山いも

丹波の山いも

詳細

 
産地:兵庫県
植物分類:ヤマノイモ

概要

 

 大和いも黒皮種。丸くて大きく、粘りが強い。丹波の土自体、粘りが強いので、いもはゆっくりしか育たない。また、内陸のために昼夜の温度差が大きいことも、粘りの強いよいいもが育つ条件を備えている。ルーツは「伊勢参りの際に伊勢いもを持ち帰った」、「自生する自然薯に改良を加えた」、「大阪府東能勢町の妙見参りの土産として持ち帰った」、「奈良より移入した(大和いも)」など諸説ある。江戸時代には篠山藩主青山公に献上されていた。

 一つのツルに1個しか作らず、土は深く、水も肥料もたくさん必要で、除草などのためにわらを敷くなどの手間がかかる作物。丹波で普及したのは、稲の収穫が終わるといもの収穫、その後杜氏として出稼ぎに行き、もどって4月にいもの植え付け、5月に田植えというサイクルで、稲作と杜氏の合間にできる作物だったこともよかったらしい。

 やまもいもは消化酵素のジアスターゼを含むので、消化促進、疲労回復によい。兵庫県農業技術センターの調べでは、丸いいもの中で丹波のやまいもが最もアミノ酸を含んでいるとされる

食べ方

 皮をむき、すりおろして料理することが多い。おろしてとろろに、揚げる、焼く、だんごにして鍋の具になど。

2011年9月時点の情報です。