
ナスの原産はインド東部。水分が93.2%でとりたてて栄養があるわけではない。果肉にクロロゲン酸などのポリフェノール類を含み、切り口が空気に触れると褐変したり、エグミの原因になる。アントシアニン系の色素であるナスニンが含まれていて、動脈硬化や老化予防に効果があるといわれる。
鈴木圭介氏(長岡中央青果株式会社会長・長岡野菜ブランド協会会長)によると、「昭和10年頃に泉州水なすが元で伝わってきたようだ。大変ジューシーで、料理家の道場六三郎は梨なすを刺身で出したのが、とても印象的だった」。
梨なすは梨のように瑞々しく甘いことからこの名がある。5㎝程度の小なすで、丸に近い短卵型。果皮は光沢のある黒色で、果肉はやや締まりに欠けるが、漬けなすとしてやわらかく漬かる。黒十全とも呼ばれる。
2010年9月時点の情報です。