
東南アジア原産。食用、油をとるために栽培されており、日本ではごまより古い歴史があるといわれる。菜種油が普及する前はえごま油が一般的で、灯火にも用いられていた。
「アブラエ」という呼び方は、飛騨や長野県南部、福島、埼玉、石川、山梨各県の一部で使われている。東北地方では「ジュウネン」「ジュウネ」といった呼び方もあり、これはえごまを食べると「10年長生きする」「10年若返る」という意味があるという。
えごまの脂質には中性脂肪の低下、血栓生成防止、動脈硬化予防などの働きがあるといわれている。特有の香りがあるので、好き嫌いが分かれる。韓国では特に好まれ、キムチ、チゲなどには欠かせない食材である。
ごまと同様にすってごまあえにしたり、クッキーやパンなどにも。飛騨では、すりつぶして味噌を加えたアブラエ味噌としてよく使われたり、きな粉のようにまぶしたり、五平餅のたれにも利用される。
2010年10月02日時点の情報です。