宮城野菜

開催日 2011年11月05日
会場 東京都青果物産業協同組合会議室
 

渡辺憲明氏

㈱渡辺採種場企画開発部・種苗管理士・シードアドバイザー

<当時>

内容

・宮城県は夏は暑くなく、冬は降雪量も少なく、比較的過ごしやすい気候。太平洋沿岸部から奥羽山脈の麓にかけて広大な平野があり、北上川や鳴瀬川、阿武隈川流域の沖積土壌は本来野菜栽培に適した土だが、あくまで米の生産が主で、野菜はずっと付け合わせのポジションだった。

・県や市として伝統野菜を定義したり取り組んだりしない中、日本スローフード協会が小瀬菜大根や余目曲がりねぎを貴重な伝統野菜として「味の箱舟」に指定。

・かつて日本一の生産量を誇った「松島純2号白菜」など貴重なツケナがある。津波の塩害に遭っても出荷できた白菜は見直され、復活のシンボルとして大きな話題になった。

当日の野菜・食材など

食べくらべ

  • ゆで

仙台伝統雪菜

仙台雪菜

小松菜

メンバーA

「仙台雪菜は甘みが強く、シャキシャキしていた。伝統雪菜は甘さと肉厚な食感で葉は少し青臭い。小松菜はシャキシャキしていたが、味が薄く、水っぽかった」

 

メンバーB

「雪菜は色が濃く、タアサイに似ている。茎に甘みがあった。伝統雪菜はぬめりが若干あり、葉に甘み、軸に苦みを感じた。寒に当たった後に食べてみたい」

 

メンバーC

「雪菜と伝統雪菜は、見た目ほどの差は感じなかった。ただ、軸の部分は雪菜のほうは甘みがあるが筋が残り、伝統のほうは大きな軸でトロッとやわらかく、筋が残らない。軸に風味、甘み、土の香りがあった。伝統のほうが複雑な味わいだった」

 

メンバーÐ

「雪菜は初めて食べたが、ぬめり、うま味などで雪菜2種対小松菜に分かれる。雪菜は茎にうま味がある。小松菜はやや苦みがあり、シャキシャキした食感を楽しむものと思った。雪菜と伝統雪菜を比べると、伝統のほうがなつかしい味で、茎の下部はブロッコリーの軸のようなアブラナ科の味がした。調理するなら雪菜はおひたしに、小松菜はからしあえとか調理の幅が広い印象だった」

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