【野菜の学校】滋賀野菜

開催日:2011年12月03日
会場:東京都青果物産業協同組合会議室
 

長朔男氏

おさ さくお

滋賀の食事文化研究会

<当時>

内容

・滋賀は日本海気候と瀬戸内海気候を併せもち、真ん中に琵琶湖をおいて、近江平野が広がる豊かな地。京の都に続く要衝の地で、街道文化が栄えた。名高い近江米、琵琶湖の鯉や鮒の加工品、ふなずしで知られる発酵食など伝統的な食文化も多様。滋賀県人も知らないほどの伝統野菜が県内各地に残っている。

・滋賀の伝統野菜の定義

  • 原産地が滋賀県内
  • 概ね明治以前から導入の歴史
  • 外観、形状、味などに特徴
  • 種子の保存が確実に行われている

・滋賀県としての地域ブランド力を向上させるため、伝統的な夏野菜・冬野菜を各 11 種定めて、その魅力をまずは県民にアピールすることから力を入れている。

滋賀野菜の展示

当日の野菜・食材など

食べくらべ

滋賀野菜の食べくらべ

滋賀野菜の食べくらべ

生で横に輪切り/生で縦にくし形切り/輪切りをスライスして塩もみ

・日野菜・北の庄菜・万木(ゆるぎ)かぶ・米原赤丸かぶ・余呉山かぶら v.s.

・金町小かぶ(東京都)・宝谷かぶ(山形県鶴岡市)

・羽村かぶ(東京都 F1 種「タキイ種苗のスワン」)

グループA

「金町小かぶや羽村のかぶのタイプを食べ慣れているので、生で在来のかぶを食べるのはなかなかつらかった。余呉山かぶらや宝谷かぶは水分が少ないので、塩漬けには向かない。塩でギュッと締め、その段階でイソチオシアネートはかなり飛ぶから、その後酢漬けにするよさそう」

グループB

「米原の赤丸かぶが甘く、ぶどうのようで好みだった。漬けものにすると羽村のかぶがベスト。日野菜は形がとても特徴があり、食べやすい。北之庄菜は土くさくパサパサした食感。万木かぶは縦切りのほうがジューシー、余呉山かぶらは辛く、繊維が残る。山形の宝谷かぶはガリガリ、パサパサした印象。金町小かぶがやはり食べやすかった」

グループC

 「ふだんはぬか漬けしか食べないので、漬けものも正直なところ辛かった。赤丸かぶは甘さを感じたが、生では勘弁してほしい。余呉山かぶらは苦みが強かったが、後で抜ける感じがあったのが意外だった」

グループD

「伝統のかぶたちは、私は生でもいけると感じた。赤丸、北之庄、万木とも、生で甘さといろいろな味が感じられてよかった。焼き畑の宝谷かぶは固く、繊維質が残る感じだった」

スタッフレポート

産地訪問レポート