【野菜の学校】加賀(石川)野菜

開催日
2010年6月5日(土)
会場
東京都青果物商業協同組合会議室
 

小畑文明氏

小畑商店代表取締役 1991年に加賀野菜保存協会設立

<当時>

内容

元々は京野菜に対抗して、金沢に加賀野菜をとブランド化されたもの。伝統野菜は篤農家がいなければ成り立たないもので、加賀野菜は市場関係者を中心にした民間から行政への働きかけで紆余曲折の末に確立した。加賀野菜の規格は、1945年以前から栽培され、主として金沢市内で作られている野菜。1996年、行政による金沢市農産物ブランド協会発足後はシンボルマークが貼られている。 中山間地の開発が進むにつれ、栽培地がなくなったり、風向きが変わるなどの気候風土の変化で加賀野菜の質にも影響している。

当日の野菜・食材など

食べくらべ

生&1%の塩をして3時間おいたもの(加賀太は皮の有無で食感が違うので、両方を用意)

加賀太きゅうり

元西きゅうり(品種:シルフィー 秋田県産)

調理法:生とオーブン焼き

半白きゅうり(固定種 奈良県産)

調理法:生とオーブン焼き

感想:

<全体>

・煮込みなど、いろんな用途に使いやすい
・煮くずれるのではないか
・食べ慣れているふつうのかぶ
<生>
ジューシーで柿のような食感、ホッとした
<焼き>
味がぼける

干潟白うり(品種:カメリア あずまみどり 千葉県産)

感想

A「加賀太は皮が固く、果肉は柔らかいので、皮をむいて食べるほうが好ましい。元西きゅうりは可もなく不可もなく食べ慣れたものだが、皮がないとだらしない味わい。半白は苦く、昔のきゅうりのよさを残しているように思った。白うりは苦みがあったりなかったりで、ムラがあった。ねっとりした食感もあった」

B「加賀太は味が入りやすい印象。煮物に使うのが普通だが、生の食感が気に入った。半白は皮が苦く、果肉は甘かった。白うりは甘くて風味がよく、意外においしいものだと思った」

C「きゅうりのおいしさは歯切れと香りで、いわゆるブルームレスきゅうりがスタンダードだと思っている。半白は塩で苦みが抑えられていたが、白うりはエグミを感じた。加賀太は皮とゼリー質を除いて、その場で浅漬けにしてもおいしい」